
The Complete Recordings
Robert Johnson
俺みたいなガキがこの曲についてあーだーこーだ言うのはイキがってるだけなのかもしれないけど、「やっぱ、スゲーなおい。」って思ったから書いとく。
最近、鷹慎にGretsch(Tennessee Rose)借りたからブルーズやりたくなって、やるならRobert Johnsonの32-20 Bluesだろとか思ってコピろうとしたら、なんとまぁ、よくわかんねーんだ。
(なんで、Gretschでブルースなのかはセミアコだから!って全然関係ない理由なんだけどね。)
Robert Johnsonは、1930年代にギター一本だけもってBluesやってた人なんだけど、歌って、ベース音とメロディーを同時に弾いて、足でリズム取ってってとんでもないことする人なんだ。
あと、例の「悪魔に魂売って、ギターうまくなった。」って伝説の人。
キースもクラプトンも鮎川誠もみんな薦めてるし、なにより
"Crossroads",なんかのオリジナル(もしくはそれに近いもの)が聴いてみたくてCD買ったんだけど、ぶっちゃけ最初聴いたときはすごいんだけど、どの曲も同じに聴こえちゃってなにがおもしろいかよくわかんなかった。
"Love in Vain",
"Stop Brake It Down",
"Sweet Home Chicago",
"Red Hot",
"Rollin' And Tumblin'"
「え!?これがあの"Crossroads"に"Love in Vain"なわけ?マジで?
まぁ、確かにそうだけど、マディー・ウォーターズとかストーンズとかクラプトンの方がよくね?」
とか思った。
音も小っちゃいし、状態もひどいしってね。
で、しばらく聴かなかったけど、いつだったか、クラプトンの"Me&Mr.Johnson"を聴いたときにやっぱ、聴かなきゃと思って聞き込んだらなんとなくよさがわかってきた。
でもやっぱり、イキがってるだけで本当のよさなんてわかってないような気がしなくもないんだけどさ。
ゴダールの「気狂いピエロ」観て「すばらしい!」とか言っちゃうガキと同じでさ。
で、キースも鮎川誠もRobert Johnsonで一番いいのは"32-20 Blues"だってなんかで言ってたから、うん、そうなのかと思って聴いてみると、ぶっちゃけ、「フツー」(笑)
でも、いざコピーしてみるとその難しさと良さがよくわかる。
ヤミツキになる感じ。
よくさ、「タイプじゃない女を好きになると、のめり込んじゃう」って言うじゃん?(あれ、言わない?)
あの感じ。
ベース音とメロディーと歌のリズムがそれぞれ違うんだ。
もちろんそれでいて曲としてはまとまってるんだ。
(あっちこっち走るしリズム変わるけど)
ベース音はすごく前のめりな感じなんだけど、メロディーはそれほどでもなくて、歌はすごく安定してる。
よくわかんね。
どーなってるんだろ、コレ。
親指と他の指で違うリズムをとらなきゃいけない感じ。
しかも、同時に弾きながら、メロディはきちんと綺麗に弾いてる。
あと、歌詞もなかなかいいな。まぁ、アホくさいといえばアホくさいんだけどね。まぁ、歌詞なんてそんなもんだし。
「俺のは32-20型ライフル、あの女のは38スペシャルって拳銃。
あの女が他の男連れ込んだらこいつでブッ殺してやる。」
みたいな感じ。
邦題のは「32-20型ブルース」っていうんだけど、32-20ってのはどうやらライフルの名前らしい。最初「型」ってなんだよ、おい!って思った。
ってワケで最近はこいつのコピーばっかりやってる。
なかなか人前でやれる程になんない。
これできたらカッコいいな。
どっかの十字路で悪魔に魂売るかな。

